食事とお酒の相性について
お酒は食事をよりおいしく楽しむための物であり、食事との相性を考えて飲みます。
たとえば西洋料理の食卓では次のように飲まれます。
食前酒
食前酒に向くカクテル(キール、カンパリソーダ、ミモザなど)やシェリー、ベルモットなど
好みによって飲まれる。
オードブル
一般的に辛口の白ワイン。生ガキや海老、カニのカクテルなどによく合う。
スープ
原則としてワインは飲まない。
魚料理
白ワイン、前の白ワインよりこくのあるもの
肉料理
赤ワイン、味付けの淡いものには軽いワイン。濃い料理には力強い赤ワイン。
チーズの時
白かびチーズなら赤ワイン。青かびチーズなら甘口でこくのあるワイン。
菓子(ケーキ)の時
冷やしたマデイラ坂など甘口のデザート・ワイン。
果実の時
一般的に甘口の白ワイン。
オードブルからここまでが食中酒といい、それぞれの料理の味をこわさず、
風味をよくするために飲む。
食後のコーヒーのあと、ブランデーやリキュールを飲むがこれは食後酒といって消化を
助ける働きをする。必ずしもこうでなければならないという決まりではないが、
料理を楽しむための選択として覚えておくとよいでしょう。